東京: この件に詳しい政府関係者4人によると、高市首相は、今月下旬に行われる見込みの内閣改造において、片山さつき財務相を留任させる方針だという。
この留任は、政府が米国との為替交渉を進め、食品に対する消費税減税という看板政策の成立に向け準備を進める中、財政政策の継続性を重視する姿勢を示している。
元財務省官僚である片山氏は、7月下旬に行われた日米による異例の共同円相場介入について、スコット・ベッセント米財務長官との交渉で重要な役割を果たした。この介入は、両国の緊密な連携を浮き彫りにするものであった。
「高市首相は、協調介入の実行を支援した片山氏の役割と、ベッセント氏との緊密な関係を高く評価している」と、政府関係者の一人は述べた。この件は公表されていないため、関係者全員が匿名を条件とした。
「ベッセント氏が日本への圧力を強めているこの時期に、今、片山氏を更迭すれば、市場から誤った解釈を招く恐れがある」と同関係者は述べた。
片山氏は先月、ベッセント氏とオンライン会議を含め約10回協議を行ってきたと述べ、両者の親密さを強調していた。
エコノミストらは、後任者が円安や国債利回りの上昇に伴うリスクをそれほど重視していないと受け止められた場合、片山氏の交代が市場を動揺させる可能性があると指摘している。
ロイター