東京: 水曜日、AIへの期待感が市場に再び広がり、中東危機の深刻化への懸念を上回ったことから、日本の日経平均株価は上昇した。
代表的な指標である日経225種平均は、序盤の下落から回復し、0.43%高の65,549.88で引けた。 総合株価指数(TOPIX)は0.24%高の4,059.87となった。
ロイターが水曜日に発表した月次調査によると、日本の大手製造業者の景況感は9月に2021年12月以来の最高水準に達した。これは、半導体およびデータセンター関連の堅調な需要に支えられたものだった。
米国市場は、イラン情勢への懸念や原油価格の上昇により前日の取引で押し下げられたものの、フィラデルフィア証券取引所の半導体指数(SE Semiconductor Index)は依然として1.3%の上昇を記録した。
野村證券の株式ストラテジスト、澤田真紀氏は、ベライゾンがAIインフラ向けの高密度光ファイバーの供給をめぐり、コーニングと数十億ドル規模の契約を締結したというニュースが、フジクラなどの日本のケーブルメーカー株を押し上げたと述べた。
「半導体やAI関連株が堅調に推移しており、日経225指数にプラス寄与している」と澤田氏は述べた。
日本株は、円高圧力にも直面した。円高は、早ければ来週の金融政策決定会合で日本銀行が利上げを加速させるという見通しから、7カ月ぶりの高値圏で推移している。
「市場は円高をほぼ織り込み済みと見られるため、初期の売り圧力が収まれば、押し目買いの傾向に転じると予想される」と、ソニーフィナンシャルグループのアナリストはリポートで述べた。
日経225種株価指数では、上昇銘柄が109、下落銘柄が116だった。
同指数で上昇率トップは古河電気工業(13.20%高)で、次いでフジクラ(8.75%高)、レーザーテック(6.56%高)が続いた。
下落率トップは協和キリンで5.12%安、次いで住友製薬が5.02%安、ニコンが3.63%安となった。
ロイター